玄関ドアは住宅の顔でもあり、様々なデザインのものが発売されていますが、デザインだけではなく、防犯機能をはじめとする各種機能も進化しています。最近の玄関ドアの機能についてご紹介します。

（防犯性能）
一本の鍵で2箇所を施錠できる「2ロック」や、こじ開けに強い「鎌錠」、取り外し可能な「サムターン」など、新しい玄関ドアは防犯機能の強化も進んでいます。また、非接触の電池錠は、鍵を取り出さなくてもカードなどを近付けるたけで施錠・解錠が可能なため、非常に便利です。

（静音設計）
夜間など、玄関ドアの開閉音は意外と気になるものです。最近の玄関ドアは、開閉音（ラッチ音）にも気を配った商品が多く販売されています。

（断熱性能）
玄関ドアは、窓と同様に断熱上の弱点となってきました。最近の玄関ドアは、ドア内部にウレタンなどの断熱材を充填、ドア枠の素材には断熱性の高い樹脂などを使用するとともに、気密性を高める構造を工夫するなど、断熱性能にもこだわった商品が増えています。

（カバー工法）
玄関ドアを交換する際は、基本的に枠ごとの交換となります。好きな玄関ドアを選択することが可能ですが、ドア周辺の壁の補修が必要となるため、工事内容・費用が大掛かりになってしまうという問題があります。この問題を避けるために、既存の枠を残したまま施工する「カバー工法」という方法が開発されています。既存の枠の外に新しいドア枠をかぶせるため、壁を壊すことなく、1日で玄関ドアの交換が完了します。

玄関ドアをリフォームすれば、気分も新たにリフレッシュできます。カバー工法を採用すれば、思っているよりずっと気軽にリフォームが可能です。玄関ドアのリフォームで、見た目も機能も進化させてみてはいかがでしょうか？