最新のユニットバスには、様々な最新機能が選択可能ですが、「エコ」をテーマにどのような機能があるのかを見てみましょう。
(断熱)
魔法びんと同じ、二重断熱構造で保温効果を高めた「断熱浴槽」は、4時間後の温度低下を2.5度以内に抑える(メーカーにより性能は異なります)など、断熱効果抜群です。入浴時間の時間差が避けられない家族でも、追い炊き要らずで温かいお風呂に入ることができ、省エネです。断熱風呂フタも併せて使用します。また、床や壁にも断熱を施すなど、浴室全体の温もりを逃がさない工夫も進んでいます。特に床の断熱は、入室時に足裏がヒヤッとすることも抑え、快適性がアップします。
(節水)
お湯の出し止めをワンタッチで行えるタイプの水栓を使用すれば、こまめにお湯を出し止めすることができ、節水につながります。また、空気をたっぷりと取り込むなどして水の粒を大きくした「節水シャワー」は、量感たっぷりの浴び心地に加え、従来比で約30パーセントもの節水を両立させた優れものです。シャワーヘッドのボタンで水を出し止めできるタイプであれば、節水効果はさらに高まります。その他、あらかじめ洗濯用ふろ水利用システムなどを組み込むことで、毎日の節水の努力がさらに快適なものとなります。
(節電)
LED照明に対応したものが主流となっており、節電効果も高くなっています。
住宅設備は日々進化を遂げており、リフォームにより見た目だけでなく、様々な効果を得ることができます。省エネに関するオプション機能は、ご自身の生活スタイルを考え、効果が高そうなものを取り入れると良いでしょう。