三面鏡とは、正面と左右に鏡のある鏡台のことを指し、文字通り三方の姿を映すことができるため、身だしなみを整えたり、化粧をする場合に役に立ちます。鏡の裏側は全て収納スペースとなっており、収納力に優れた「三面鏡付き洗面化粧台」ですが、使い勝手を良くすることで、収納量をフルに活用できます。三面鏡の付いた洗面化粧台について考えてみましょう。
(鏡扉の開閉)
三面鏡の裏側は収納となりますが、左右の鏡はそれぞれ中央に向かって開くため、収納としては多少使いづらいものとなってしまいます。これを解消するため、「両開きの鏡扉」を取り入れた洗面化粧台が発売されています。鏡を手前にも引き出せるため、鏡を使った細かい作業も、身体をかがめず自然な姿勢で行うことができます。
(収納トレイ)
細かな高さ調整が可能な収納トレイは、収納物のサイズに合わせて効率よく収納ができます。取り外し可能な収納トレイは、簡単に水洗いができるため、常に清潔な状態を保つことができます。また、収納内部に電源があると、電化製品の充電もすっきりと収納したまま行えます。
(照明)
身だしなみを整える際は、照明の性能も重要です。LED照明は長寿命でランニングコストが小さいため、広い範囲を明るく照らしても経済的です。また、点灯直後に100%の明るさが得られるLEDの特性も、洗面化粧台に向いていると言えるでしょう。
最近では、鏡台を置かない家庭も多く、洗面化粧台の役割はますます高まっています。毎日使うものだからこそ、洗面化粧台の機能性にはこだわりたいものです。