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木造住宅の耐震改修工事とは、どのようなことをするのですか?

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木造住宅の耐震改修工事は、以下の4つのポイントを中心に行います。

1.屋根の軽量化
建築物は、軽いほうが耐震上有利であり、
特に屋根の軽量化は効果的だと言えます。
古い木造住宅に見られる土葺き瓦屋根は非常に重く、
土を落としてスレート屋根や金属屋根など軽いものに葺き替えることで
耐震性の向上が期待できます。

2.壁の補強
柱間に、筋交いと呼ばれる斜め材を入れたり、
構造用合板と呼ばれる面材(板材)を打ち付けることで、壁が強くなります。
建築基準法では、建物の重さに応じて必要な壁の量を設けることが定められており、
「木ずりを両面に設けた軸組み」の壁の強さ(壁倍率)を「1」とすると、
筋交い(厚さ3センチメートル×幅9センチメートル)の壁倍率は「1.5倍」、
構造用合板(厚さ7.5ミリメートル)は「2.5倍」として計算することができます。
また、壁1枚あたりの壁倍率は「5倍」を上限として合算することができます。

3.接合部の補強
柱と梁、土台などは、金物で緊結します。
壁の位置や種類などによって生じる力が異なるため、
取り付け場所に応じて適切な金物を選択することが大切です。

4.壁の配置バランス改善
壁を補強しても、その配置バランスが悪いと、
大地震時に建物がねじれるように崩壊することがあります。
建物の一部分に集中して強い壁を設けないよう、
バランスの取れた耐震改修計画を立てることが重要です。

この他、状況に応じて基礎の補強や、劣化部分の改修を行います。
予算を考えたうえで、どれくらいの耐震性能を目標とするのか、
あらかじめ計画しておくことが大切です。

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